原晋(はらすすむ)監督と言えば先月箱根駅伝で優勝した青山学院大学陸上部の監督として有名な人物です。
実は原監督は、陸上部の監督をする前はバリバリ営業マンだったのです。
そして、その営業マン時代に培ったノウハウを活かして、箱根駅伝優勝を遂げるなどの強い青学を築き上げました。
ここでは原監督の経歴と箱根優勝まで導いた箱根駅伝必勝の秘密ともいえる独自の指導法などを掲載しています。
興味のある方はお見逃しなく!
原晋監督(青学)の学歴と経歴などプロフィール紹介!
原晋監督は、自身も他の陸上の監督と同様に、昔は長距離の陸上の選手として活躍しています。陸上を始めたのは中学校の頃からで、その後も社会人まで続けています。
選手としても実力者であり、中学から活躍し高校では主将も務めています。
大学は中京大学に進学し、大学3年時には、日本インカレ5000メートル3位といった確かな実力を証明しています。
しかし、中京大学は箱根駅伝に出場していなかったので、
原監督自身は選手として箱根駅伝の舞台に立つことはありませんでした。
大学卒業後は、中国電力に入社し競技を続けています。
しかしながら、怪我に悩まされ入社5年目に半ば切り捨てのような形で引退を余儀なくされます。
そして約10年の間、そのまま中国電力の営業マンとして働きます。
この元営業マンという肩書が後々、原監督にとって他の監督とは一線を画す代名詞みたいなものになります。
ちなみに営業マンとしても優秀で、初めは当然苦労の日々だったと思いますが、
独自のビジネス手法で成功を収めています。
そして10年後に高校時代の後輩OBの紹介により青山学院大学の監督に就任し、
今考えると信じられませんが、廃部寸前だった陸上部を見事に立て直し箱根優勝に導くなどの、
青山学院大学陸上部の黄金期を築き上げました。
そして、つい先月に圧倒的な強さを発揮し
全ての区を1位で見事に箱根2連覇を果たしたのは記録に新しいですね。
こうしてみると現在の活躍と裏腹にかなりの苦労をされている印象を受けます。
むしろこうした苦労があったからこその今と言えるでしょう、恐れ入ります。
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原晋監督(青学)は元営業マン?異色のキャリア
原晋監督の元営業マンという肩書が他の監督とは一線を画すと書きました。
それもそのはずで大学の陸上部の監督と言ったら大抵は、引退後はどこかしらの
大学のコーチや学校の教員を経て監督となるのがほとんどです。
ですからネットでも、陸上、営業マン、監督と調べるとすぐに原監督が出てきます。
そういった意味で他の監督より異色の経歴と言えるでしょう。
ただ、この営業マンで培った経験が、監督になった後にも生きていると監督自身も語っています。
実際その指導法や発言までが独特でヤフーニュスなど良く取り上げられています。
他にはいない!という言葉がぴったりな監督なような気もします。
営業マンの経験を活かし現在の常勝青学陸上部を見事に作り出しました。
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原晋監督(青学)の箱根駅伝必勝法の秘密とは?
原晋監督は、営業マン時代に培ったノウハウを活かし指導法にそれを取り入れています。
それもあってなのか青山学院大学の選手たちも少し独特な雰囲気を持っている気がします。
例えば原晋監督に言わせれば「ハイッ」と良い返事をする人は、上の人の顔色を伺うような人であり、
本番でそのパフォーマンスを発揮しきれない人と説いています。
ですから監督の指示を元に選手はさらにそれをアレンジする練習法を模索するといった、
選手自ら考えることを重視する主体性を育む指導法を行っています。
一般に体育会系は上下関係が厳しく先輩の言うことは絶対であるといった
イメージがあり実際にもそのようなところが多いと思います。
しかし、原晋監督の指導法は、ただ上からの指示を聞き入れることを良しとしないところに、
原監督ならではの斬新さが垣間見えます。
他にも常に新しいトレーニング方法を導入することも心掛けています。
運動中の水分補給は今では当たり前のことですが、それをいち早く導入したのも原監督です。
常に新しい何かを取り入れることの大切さが見て取れます。
営業マン時代に培ったノウハウを活かし他にはない指導法は
成功を収め現在の強い青山学院陸上部と作り上げました。
今後もその独特な指導法がどうようなものが登場するのか楽しみです。
まとめ
先に挙げた指導法以外にも原監督は多くの独特の指導法を行っています。
その独特さゆえにニュースでもよく取り上げられていたりしていました。
それと同時にその発言も独特で有名です。
今年の箱根優勝の際には、「ハッピー作戦」と銘打って現在の選手の状態などを
ハッピー指数というもので表現していました。ちなみに去年は「ワクワク大作戦」だったようです。
こういった良い意味での遊び心がリラックスや余裕を生み成功を収めたとも見て取れます。
何はともあれ箱根駅伝2連覇、恐れ入ったと同時に本当におめでとうございます。
来年度の青学にもちろん期待していますよ。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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